世界の稲作

イネの作付け面積は1,000万haで日本の4倍。ここ数年は、生産量2,400〜2,500万tと世界第6位であり、米の輸出も世界第1位で、 インディカ米が主に栽培されています。
お米は、通常主食として毎日食べるのはうるち米ですが、 タイの東北部では、もちを主食としており、竹で編んだ甑 (コシキ) で蒸して食べます。タイ東北部から中国南部の雲南省、ラオス、ミャンマーの地域は、もち米を主食とするモチネ栽培圏と言われています。

お米をついてモミガラをとる(タイ北部)
最後の仕上げは白米とヌカを分ける ヌカは、豚のえさになる(タイ北部)
山岳民族の人々は伝統的な焼き畑 農業で作物を得てきた(タイ北部)
朝日を浴びて湯気を上げるカレンの村の朝ごはん(タイ北部)
タイでは、主食の米の栽培に、集落全員で作業にあたる
仏教国タイでは、托鉢の僧に市民はごはんなどを提供する
竹で編んだ甑(蒸し器)にもち米を入れて蒸す

ミャンマーの稲作地帯は、イラワジ河の広大なデルタで、雨季にも乾季にも米が作られています。
雨季稲の田植えでは、この地域は雨季の水が深いので大きな苗を、特製の長い棒で深い泥の中に植え付けます。
収穫されたもみは乾燥されて、政府に供出されたり、精米所に売られます。農家は自家消費用の米は、もみで貯蔵し、必要な量を村の精米所で精米します。



米作りのスタート田起こしは、二頭立ての牛を用いて、すきで耕す。水牛を使う農家もいる
稲刈りはみんな総出で
庭で天日干し
稲わらは牛のえさに山積みして牛舎で運ぶ
寺子屋で勉強する子どもたちはお弁当を持参で

中国、インドに続いて、世界第 3 位の生産量。年間5,000万トンの米が生産さ れていますが、人口も多く米を輸入している世界一の輸入国。


山の村の棚田、ここは標高1,000 m(インドネシア、スマトラ)
田植えは女手で(インドネシア、スマトラ)


耕しすくのは牛と男手 (インドネシア、スマトラ)

稲作は、今から約300年前にアフリカから米を運んでいた船が難破し、積み込まれていた米がアメリカ東海岸で栽培されたのが始まりと言われています。
今では、カリフォルニア州や南部地域で商品作物として生産され約半分が輸出用で世界第4位の輸出国となっています。農場の平均面積は、120haと大規模で、農家は、飛行機による種まき、施肥、防除を委託しています。
栽培品種の70%がインディカ米、20%がジャポニカ米で、米の生産量は800〜1,000万t 。


飛行機で作業する
大型コンバインでの収穫

輸送船で海外へ輸出

収穫されたお米は、 列車でカントリーエレベーターへ輸送


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